根拠なき自信は、実は根拠ある自信なのではないか?

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何が根拠であり、何が根拠でないか、というのは判断が難しいです。

推理小説などでも、それは証拠になるのか、それを証拠として認めるのか、といった際どいシーンが多々登場します。

 

「根拠なき自信」というのは結構耳にする言葉ですが、それはどういった自信なのでしょうか?

今回読んだ本では、「自信」というものについて改めて考えさせられました。

 

 

【根拠なき自信を支える3つの要素】

今回読んだ本で紹介されていたのは、「漠然とした不安を持っている状態からどうやって根拠なき自信を持つか?」といった趣旨の本でした。

そして、それに必要なのは主に3つ。

 

①自己効力感

→ 価値のある目標を達成できると信じる。

②自己肯定感

→ 失敗しても自己否定せず、自分の価値を信じる。

③失敗許容力

→ 失敗を恐れず、失敗は真摯に受け止める姿勢で、チャレンジし続ける。

 

といった具合です。

本の中では、この3つの要素をさらに分解して、詳しく説明されています。

 

 

【目に見えない根拠を集める作業】

この本を読んで思ったのが……、

「根拠なき自信とは言うものの、結局は一歩踏み出すための証拠を集めて、それを根拠に踏み出しているだけじゃん」

……ということです。

 

自分の強みを探したり、過去の逆境を振り返ったり、客観的に物事を考えてみたり……、などなど。

結局は「根拠なき」と言いつつも、「根拠を探している」あるいは「根拠をでっちあげている」だけなのではないか、と思いました。

つまり、目に見えない根拠や自分ができるという妄想の証拠を集めているだけなのだと思います。

 

そして、今回この本を読んで僕は……、

「自分の内側の『やりたい』が本当は大切で、そこがなければ根拠があろうが、なかろうが一歩を踏み出せない」

と思いました。

 

もちろん、①②③を自分自身で考察するのは大切ですが、いくら先に書いた①②③があろうが「純粋な衝動」がなければ、結局僕たちはチャレンジできないのだと思います。

逆に「純粋な衝動」があれば、自信がなくたって「とりあえず、やってみる」人間はいるのではないでしょうか。

一番大切なのは、自信を持つことより、自分に素直になることなのだと思います。

 

 

【Today’s Book】

久世浩司(2015)「なぜ、一流になる人は根拠なき自信を持ってるのか?」、ダイヤモンド社