子どもたちのモチベーターになれ

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前回はコーチングとティーチングについて書きました。

しかし、前回の内容はわりと一般論です。一般的に言われているコーチングとティーチングです。Googleで検索すれば僕よりも詳しく書いている人はたくさんいますし、それこそ書籍もたくさんあります。

なので、今回は僕自身のコーチング論を少し書きたいと思います。

様々な意見があるかと思いますが、1つの参考までにしていただければと思います。

 

 

【モチベーションが大切】

僕がコーチングで一番大切にしていることは

「子どもたちのモチベーションをどのようにして上げるか?」

ということです。

全ての練習メニュー、投げかける言葉などはこの問いを基準に考えています。

 

なぜか?

それは子どもたちにサッカーを楽しみ、創造的になってほしいからです。

多くの指導者は子どもたちのサッカー技術をもっと向上させたいと考えて練習メニューを作ったり指導にあたったりしていると思いますが、僕はそちらの比重はモチベーション向上と比べると低いです。

つまり、上手くさせるということを一番に考えて練習メニューを作ってはいません。

そもそも、「これをやったら絶対上手くなるサッカー練習メニュー!」なんてものはないと思います。

 

重要なのは、自主的に意識的に練習メニューをこなすようになること、さらには家で1分でも自主練するようになること、自主的にサッカーの映像を見て、見様見真似でドリブルなどの練習をするようになること、なのです。

 

誤解してほしくないのですが、サッカー技術向上のために練習メニューをつくることが悪いと言っているわけではありません。むしろ重要です。

しかし、問題は順番なのです。

モチベーションが上がる仕組みが木の根や幹であり、技術が向上する仕組みは枝葉のように散りばめる。

意識的に取り組まなければ、どんな練習も無意味です。

サッカーを楽しみ、もっとサッカーをしたいと思わせる練習メニュー作成やコーチングをし、子どもたちが積極的に自主練するようなモチベーションを持たせることが一番重要なのです。

 

 

【主人公は子どもたち】

指導者が子どもたちを上手くするのではなく、子どもたちが1人で勝手に上手くなる。

指導者はその仕組みや道筋をつくることを念頭におくべきでしょう。

 

モチベ向上 > 技術向上 (指導者の心構え・スタンス)

 

アニメ『化物語』のセリフを借りるならば

「君が勝手に1人で助かるだけだよ、お嬢ちゃん」

なのです。

子どもたちが勝手に上手くなっていくだけなのです。

指導者は忍野メメ的なスタンスでいるべきだと僕は思います。

 

 

~子どもたちへ~

「他人にやらされてた練習を努力とは言わねえだろ」

茂野吾郎(『MAJOR』漫画・アニメ)

「俺は教官のためにトレーニングしてんじゃねぇ。自分のためにやってんだ」

茂野吾郎(『MAJOR』漫画・アニメ)

 

君たちはコーチやご両親のためにサッカーをしているのかな?

サッカーを長く続けていけば、もちろんそういった気持ちも湧いてくると思う。

でも、やっぱり楽しいって気持ちが一番だと思うんだ。

サッカーが楽しいって気持ちを大事にしてほしい。

そして、サッカーをもっと楽しむにはどうすればいいのか、一緒に考えていこう。