やる気満々に子どもたちを変身させるには?

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「やる気を出せ!」というフレーズはよく耳にしますが、やる気とはどこから出てくるのでしょうか?

 

僕はやる気とはどこからか「出す」ものではなく、「なる」ものだと思うのです。

つまり、やる気とは僕たちの「行為」を指し示すものではなく、「状態」を指し示すものなのです。

 

例えば、

「歩け」と言われれば、子どもたちは足を前に踏み出すでしょう。

「食べろ」と言われれば、子どもたちは食べ物を口の中に運び、それを噛み、飲み込むでしょう。

「本を読め」と言われれば、子どもたちは左手に本を持ち、右手でページをめくり、字を目で追い始めるでしょう。

 

これらは全て、子どもたちは意識してやることができます。

 

しかし、「やる気を出す」という行為はどうでしょうか?

子どもたちがそれぞれに意識をすれば、やる気は出るのでしょうか?

残念ながら、それは難しいでしょう。

 

やる気は「出す(行為)」ではなく、「なる(状態)」ものです。

であるならば、こう考える方が良いのではないでしょうか。

 

「A(行為)すれば、B(状態)になる」

 

例えば、

「勉強して頭が良くなれば、モテる」

「たくさん練習して上手くなれば、ますます試合で勝ちたくなる」

 

逆に

「学校の子にいじめられれば、学校へ行きたくなくなる」

「先生が怒ってばかりいれば、勉強をしたくなくなる」

 

行為は「0か100」です。「やるか、やらないか」です。

しかし、状態は「0から100」です。

 

「やりたくない、あんまりやりたくない、どっちでもいい、やりたい、めっちゃやりたい……、などなど」です。

 

このように考えると、「やる気になる」ための目標や行為を促した方が、子どもたちのモチベーションは上がりやすいのかもしれません。

 

【Today's Book】

石井裕之(2012)「カリスマ 人を動かす12の方法」、 三笠書房